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横浜美術館へ日本×画展を観に。建物自体は権威の象徴的美術館でわかりやすい。新しさは何もない。ある意味それがすごく通俗的なので変な安心感を覚える自分がいやだと思う。いや、しかし。展示は6人の作家のバランスがとても心地よかった。一部屋一作家で、はじめの藤井雷の展覧会看板をオーバーラップした展示は展示室が作品のただの溜まり場としてある、その感じが良かった。松井冬子は、身を削ったおぞましい作品であまり得意ではないものだったけれど、そのパワーはすごい。なかでも以外によかったのがしりあがり寿。縦長の展示室全体(床も)に和紙を貼り、墨でとにかく描きたいものを描きまくる。すっぽり作家の世界に入り込む感じ。空調の吹き出し口に「送風口」とか描いてあって思わずにんまり。でもさすがに非常口だけは切り抜かれて緑に光っていた。常設展示は流す程度。あと、カフェ「小倉山」が期待を裏切るくらいいい空間でびっくり。名前が名前だけに半信半疑だったけれど、グラフのプランクトンチェアとテーブルが相当ゆったりとした配置で置かれていて、カウンター席もテーブルの奥行きが結構あってゆったり。どうもこの美術館に似付かないけれど、そのゆとりがこれまでの美術館カフェの通俗だから受け入れてもらえているのだろうなと思った。 それと月曜に detail japan 増刊号が届いた。自分が書いたテキストを改めて読んで自分の未熟さを痛感。でも僕個人としては、ディテールから派生するその空間体験の方に重点をおいている。あくまでもディテールは目的ではなく手段だから、結果としての体験を大切にしたいと思っている。でも、ね。。。自分が書いたことに責任がとれるようにならないとまだまだだなと思う。
by toru_murayama66
| 2006-08-17 19:55
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