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金、土と青森。AtoZオープニングと県美アテンドで。A to Z展は、さすが奈良さんだった。ほとんどディズニーランドならぬ「奈良ランド」だったけれど、なぜだかいっぱいのハッピーをもらえる仕掛けになっていた。あそこまでいくと、美術といえるのか、との批判もあると思うけれど、それをふっとばすくらいのパワーといっぱいの笑顔がある。その辺は奈良さんも意図的にやっているのだと思うけれど、随所に奈良さんにしかできない、空間との密接な関係による効果がちりばめられている。すばらしいの一言だった。特に、街としてのスケールの操作と開口の扱い方が絶妙。県美は行く度に新たなサインが追加されている。今回はアレコホールに大きな矢印が追加されていた。けれど、それは仕方ない。問題は、その矢印がまったく違ったデザインになっていること。さて、どうするか。 日曜はジャコメッティを観に葉山へ。恥ずかしながら始めての葉山館。ああいうモダニズムど真ん中、もしくは谷口さんもどき的な美術館を見ていると、青森が如何に歪で異なったベクトルであるか、そもそもその二つを同じ「美術館」というくくりで語っていいものか、を考えさせられる。ビルディングタイプの細分化をいうわけではないけれどもっと違った美術館のあり方が、やはりまだ残されているんではないかと考える。展示の方はまあまあ。彫刻のことはあまり知らなかったけれど、まず三面図的なものを作成してから作業に入ると聞いて納得。ジャコメッティの彫刻は横からみて二次元であるギリギリのラインを追求した結果、正面からみてとても特徴のある(楽しげな)顔になっているのでは、と思ったりした。
by toru_murayama66
| 2006-07-31 20:41
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