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by toru_murayama66
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松江泰治展と金氏徹平展
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ということで松江展と金氏展を観るために大阪に行ってきた。松江展、おそろしくいい。木毛板の厚みに合わせて通常5ミリのところを13ミリのアクリルでマッティングすることで壁と同面に合わせていて、そのことでフラットな写真に変な奥行き感がでていて、さらに粒子の粗さが木毛板の粗さとあっている。そのことを意識して見せるようにワインボックスを真ん中に置き、細いスキマ展示することで間近で作品を見せるようにしている。いやーすごいです。平面の作品なのにここまで空間を使いまわした展示は見たことがないです。で、小玉画廊大阪での金氏展。東京より白のシリーズが多い。けれど、その発展性があまりみられないのがもったいない。この作品はここらで頭打ちか?他にコラージュがあったりしたけれど抜けた感じがしない。また次に期待したい。
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by toru_murayama66 | 2007-10-31 17:14
青森、金氏
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先週は青森2年検査。一年ぶりの青森は人が少なく閑散としていた。検査はそれほど大きな問題もなくほっとした。とにかくいくら考えてつくっていても予測できないでことが起こる。原理はとても簡単なことなのだけれども。
そして週末は楽しみにしていた小玉画廊での金氏徹平展。どうやら大阪と東京で同時開催しているらしい。大阪も行きたい。平面はイマイチだったけれど立体はこれまでのようにガラクタが異物化されていておもしろい。漫画の『SOIL』の子供たちがつくる空間をゆがませるための異物とちかい。彼の製作のコンセプトである境界線がその異物にはあるような感じがして、しかもその寄せ集められかたとモノとしての様態がこの世には決して存在しないものに思えるから不思議である。一見すると高く積み上げられたハンバーガー、でも近づいてみるとただの色とりどりの既製品パイプや箱。そう気づいた瞬間にそのものの存在が揺らぐ、そんな感じ。でも白のシリーズが一番。たぶん彼はもうそれはつくりたくないと思うのだけれど、やっぱりいいから仕方ない。
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by toru_murayama66 | 2007-10-23 20:24
N,NUNO,NANYODO
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画像はタロウナスオーサカでの松江泰治展。鹿又くん、画像使わせてもらいました(事後報告)。今回は45センチ角のサイズで作品をつくられていて、所々木毛板を取り替えての展示とのこと。また違った雰囲気が楽しめそうです。
あとは、Nの見学。スケールの操作は抜群で、地下のリビングと個室との関係は絶妙。お互いがあることによってうまれる感覚はこの規模の住宅では味わえないほどのふり幅があった。小屋の開口部を4つ一緒にずらしているファサードの奇妙さ。でも、内に入ると側面の低い開口との位置関係は小さな部屋でありながらそれ以上にゆとりのある部屋になっていて、なるほど、その操作に納得させられる。しかも、外から窓のむこうに人をみると巨人に見えて、そうすると自分が小人になったような不思議な感覚があっておもしろい。ただ、最近の作品に多い、ディテールの甘さが目立つのがおしい。自分もそうだけれど、そこでしっかりとした建築の知識と経験が不足しているがゆえに簡単に美しく見えるように線を消すディテールを多用することでベクトルを自然と抽象的な方向に向けてしまうことはとても危険だなと思ったり。
あと、NUNOの安東さんのオープニングで東京に来てようやく鈴木明先生に会えた。神戸にいたころいつもけなされていた(アジテーションを受けていた?)。そのおかげもあって今こうして東京の事務所に勤めてられる。ありがたいことです。
あと、NANYODOで菊地さんの講演会。実は僕がまだ学部3回生の時、はじめてネットにつないでみた建築のページが菊地さんのページで、電話回線でじらされながらもそのものすごい作品群に圧倒された思い出がある。建築のつくりかたがとても丁寧で設計に取り巻くあらゆる要素をすべて把握してうまくコントロールして建築をつくっている。ほんと丁寧な建築家。前の書き込みでかいた、内藤さんのような安心するほど完成度が高い建築をつくれる同世代はこの人なのではと思ったと同時になんだかうれしくなった。反面、如何に僕たちがアートな側面に偏りながら設計をしているかを再認識させられた。
その後はまた香港出張とかいろいろ。来週はいよいよ青森2年検査です。
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by toru_murayama66 | 2007-10-11 19:55
高知
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先週末は兄貴の結婚式のため高知へ。朝一便で羽田から飛んで10時には高知着。まずは腹ごしらえと後輩に教えてもらった塩かつおタタキ丼を食らう。(残念ながら写真はなし)美味。近くにある乾さんのヴィトンを見る。南国を意識したライムストーンの外壁が美しい。よく見ると水平に高さ1800mmピッチぐらいに若干の目地の開きがある。吊りロッドのジョイントが石の重みで離れてきているのか?どうかは不明。いやしかし、よくできています。

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次はようやく辿り着いたという感がある沢田マンション。苦節5年やっと見ることができた。知る人ぞ知る自主建設RC造集合住宅。一見すると廃墟ですが、そこに住む人たちのバイタリティとコミュニティでなんとも幸せな暮らしがある。行き当たりばったりな計画が広い共用廊下をうみ、複雑な経路を生んでいておもしろい。今、こんなゆとりのある集合住宅の仕事があればいいな、なんて思う。

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最後は内藤さんの牧野富太郎記念館。いやーーーものすごい建築の完成度。ダイナミックな仮構ありながらも先端部は高さ2000mm足らずとちゃんとヒューマンスケールに着地し、スチールと木との取り合いの美しさ、全体的にものすごくハイセンスな仕上がりになっている。落ち着きます。これまで内藤さんの建築は見たことがなかったけれど、こういう完成度の高い巧みな建築をつくれる人が同世代にもいてほしいな、と思う。
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by toru_murayama66 | 2007-10-01 22:08