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by toru_murayama66
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A to Z ジャコメッティ
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金、土と青森。AtoZオープニングと県美アテンドで。A to Z展は、さすが奈良さんだった。ほとんどディズニーランドならぬ「奈良ランド」だったけれど、なぜだかいっぱいのハッピーをもらえる仕掛けになっていた。あそこまでいくと、美術といえるのか、との批判もあると思うけれど、それをふっとばすくらいのパワーといっぱいの笑顔がある。その辺は奈良さんも意図的にやっているのだと思うけれど、随所に奈良さんにしかできない、空間との密接な関係による効果がちりばめられている。すばらしいの一言だった。特に、街としてのスケールの操作と開口の扱い方が絶妙。県美は行く度に新たなサインが追加されている。今回はアレコホールに大きな矢印が追加されていた。けれど、それは仕方ない。問題は、その矢印がまったく違ったデザインになっていること。さて、どうするか。
日曜はジャコメッティを観に葉山へ。恥ずかしながら始めての葉山館。ああいうモダニズムど真ん中、もしくは谷口さんもどき的な美術館を見ていると、青森が如何に歪で異なったベクトルであるか、そもそもその二つを同じ「美術館」というくくりで語っていいものか、を考えさせられる。ビルディングタイプの細分化をいうわけではないけれどもっと違った美術館のあり方が、やはりまだ残されているんではないかと考える。展示の方はまあまあ。彫刻のことはあまり知らなかったけれど、まず三面図的なものを作成してから作業に入ると聞いて納得。ジャコメッティの彫刻は横からみて二次元であるギリギリのラインを追求した結果、正面からみてとても特徴のある(楽しげな)顔になっているのでは、と思ったりした。
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by toru_murayama66 | 2006-07-31 20:41
森美・TARO NASU・エルメス
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昨日はタロウナスオーサカの打ち上げのため、早々に六本木へ。横山さんと森美に行く。いつものことながら森美の展覧会はくせがあるけれど設営がしっかりしている。聞けば、美術館専属の設営設計(?)をする建築家がいるらしい。確かに、そうすれば展覧会は良くなる。その後はTARO NASU で泉孝昭展を見た。ギャラリースペースではなくバックスペースにあった、額のガラスに顔を描いた作品と自転車の車輪にいろんなボールをつける作品がすごくおもしろかった。顔の作品は今後コミッションワークとしてやるとのこと。いつか機会があれば一緒に仕事をしてみたい。
今日はINAXに行ったついでにエルメスの西野達「天上のシェリー」を見た。ピアノのエルメス、非常階段、仮設足場、汚い小屋、安っぽいインテリア、窓から見える銀座。いろんな世界を行ったり来たり。ヨコトリの時にはなかった価値の境界線がいろんなレベルで存在していたので、シェリー以上に空間で相当楽しめた。
明日、明後日と「Ato Z」の内覧会とレセプションパーティーのため青森に行く。こちらも非常に楽しみ。
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by toru_murayama66 | 2006-07-27 19:02
タロウナスオーサカマケットとか
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作品として売るためのワインバーのマケット。スケール1:20で土台に冊子が収まってさらにあおきじゅん風呂敷で持ち運び。
花田先生の日記にcomplete works 2 のことが書いてある。さすが、いろいろ分かっておられる、というより、するどい。確かに理策さんは建築写真にならないように、あくまで写真であるという態度を保ちつつ空間を平面として捉えていたし、上から見下ろすように高い位置でカメラを構えて視線的なとらえ方を大切にしていた。理策さんの写真は、部分またはコマとしての写真が連なりリズムがつけれることで総体として空間(空気感)を捉えた建築写真となっている。この手法で建築を伝えることはとても新しいことだから戸惑う人は確かに多いと思う。そして確かにそれはねらいでもある。って、すべて書かれていることでしたね。。。まいったまいった。
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by toru_murayama66 | 2006-07-26 16:26
理策さんとあおきさんのトークショー
デジカメを忘れたので写真はなし。






昨日は、理策さんとあおきさんによるcomplete works 2 刊行記念トークショー@ABC。建築写真は建築家と写真家の共犯関係であると、あおきさんはいい、この写真は建築写真ではないと、理策さんはいう。あおきさんが言う建築写真とは、その建築を経験できるものであるといい、理策さんの写真は、一枚ではそれを表現していないけれど、結果的に今回のように119枚を本形式にして映画のように連続させることで、通常の建築写真以上に、空気もとらえた建築写真となっているという。強い個性がぶつかり合いながらも溶け合う気持ちのいいトークショーだった。その後の打ち上げの席では、写真と紙の境界線の話など、もっと突っ込んだ写真トークで盛り上がった。飲みの席では、トークショーとか講演では絶対聴けないもっと価値のあるおもしろい話が聞ける。この幸せ。あと、会場で理策さんの最新作である吉野の桜の写真集を購入。これがすごく美しい。鳥肌ものだったことも明記。
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by toru_murayama66 | 2006-07-24 21:25
店頭に並んだ
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complete works 2 がついに発売になった。ということで、南洋堂さんにご挨拶に出かけた。予約でかなり多くの注文があったということでほんとにうれしい。店中にポスターもたくさん貼って頂けていてほんとに感謝。店長さんとお話し青森をさらに宣伝。しんぐうくんもありがとう。
またまた文章書きの仕事が入る。今度はもっと自由に書いてみるか。
美術手帖に、青森のことと、TARO NASU のことと、complete works 2 のことが書いてあった。青森は奈良さんのおまけという感じ。次号に期待。TARO NASU は「なんでやねん!」を切り口に大阪色が強い文章になっていた。なぜ?と思っていたら、そうそう、オープニングの時に小粥さんとライターさんがそんなことを言ってたような。でも、鵜呑みにしなくてもいいと思うが。。。大阪というだけで大阪独自の文化と結びつけてしまう安直なことはせずに、もっと美術側のスタンスであのギャラリーをクールに語ってくれればとは思った。
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by toru_murayama66 | 2006-07-21 19:37
AtoZ 内覧会案内状
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AtoZ内覧会案内状が届いた。青森とちがってちゃんとしてある。しかもおしゃれ。こんなのが来たら遠方だとしても行きたくなる。この差が問題だな。AtoZはこの間青森に行ったときに少しお邪魔したのだけれど、相変わらずのすばらしさだった。吉井倉庫にほんとうに街ができていた。新作の立体もおもしろかったし、金ぱくのの船とか、でっかい椅子とか、、、、あまり種明かしはいけないか。とにかく期待度大。行って損はなし。ということで、内覧会行こうと画策中。
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by toru_murayama66 | 2006-07-18 22:02
complete works 2
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ついに完成しました。
近々、全国書店に並びます。ちなみに青森県立美術館と青森のギャラリーNOVITAではすでに発売中。しかもサイン入りで。あおきさんの詳細な部分についてのテキスト、椹木さんの美術の視点からの分析的テキスト、中山さんの建築の作り手としての構築的テキストから始まり、ほんとうに美しい理策さんのロードムービ的な写真とその構成美、質の実現のためのディテール図面とその解説、土系素材の技術的追求をまとめた論文と、さまざまな側面から青森県立美術館を読み解ける構成になっています。

最近の仕事として、DETAIL JAPAN 掲載用のテキストと、新建築のEXHIBITIONコーナー用のタロウナスオーサカのテキストを書きました。

タロウナスオーサカが漫才師おかけんた・ゆうたのおかけんたさんのブログに紹介されています。それと、mosakiさんのところでも紹介されてます。いやはや、あの「ええ声〜〜!」のおかけんたがアート界に精通しているなんて、びっくり。
http://okakenta.com/blog/archives/2006/06/index.html
http://blog.mosaki.com/?month=200607
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by toru_murayama66 | 2006-07-17 20:05
青森県立美術館開館
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7月13日、青森県立美術館がついに開館しました。
僕がはじめて携わった建物であるこの美術館は、2000年にコンペで勝利した後も、知事交代や遺跡が出たりと、とにかく紆余曲折ありながらもようやく開館まで辿りつきました。そして、青木事務所で最大の建物です。僕は最後の2年を担当したことになりますが、それまでの4年間で多くの人がこの計画に携わっています。みなさん、お疲れさまでした。そして、おめでとうございます。
建築ができがり、使われはじめる。その当たり前の流れのなかで、この開館までの3日間で一設計者として言葉にできない感情を受けることになりました。公共建築とはなんぞや、そもそも誰のものだ、と考えると切りがない、設計のジレンマのなかで芽生えたこの建物への愛情は耐え難たいものでした。その気持ち糧に、竣工後もひとりさまざまな不具合処理の対応を続け、どうにかしてこの建物をすばらしい建物にしようと藻掻きました。そして、それに賛同してくれた施工業者さんもたくさんいました。であるにもかかわらず、なんとも悲しい開館となりました。僕たち建築家にとって、ひとつの建物の完成を迎えることができる日とはとてつもなくうれしいハレの舞台なのです。それは、このとてつも長く険しい建物の完成までの道を体験したことがあるひとであれば分かるはずです。それは美術館側にとっても同じはずです。いや、むしろ美術館構想が10年以上前からあると考えればそれ以上かもしれません。しかし、開館前日の内覧会では内覧者がとても少なく、あの大きな空間がさらに大きく感じる結果になりました。そして、美術館を一番動かす人である、つまり美術館にとって一番大切である美術業界の人や作家を呼んだオープニングレセプションはない。あるのは政治家を集めたホテルでのパーティーのみ。もちろん、そこに僕なんかは呼ばれません(呼ばれても行きませんが)。ドタバタのなかで開館間近になって運び込まれるフォントも滅茶苦茶なサインを目の当たりにし、学芸側でまったく統率のとれてない展示を目の当たりにした時の気持ちは言葉になりません。そんな僕にあおきさんは「建築家は芸者なんだよ」と言ってくれました。人のために楽しませる。あくまで僕たちがつくった建物は自分のものではなくて人のものなのです。よこやまさんは「住む手によって家は良くも悪くもなる」と言ってくれました。そう、僕たちは間違いなくいい建物をつくったはずです。ただ、「住み手」が僕たちとずれていた。そう考えさせてくれました。
ともあれ、無事開館したことにはかわりありません。この建物を訪れてくれた人が幸せな気持ち、ワクワクするような気持ちになってくれることを願っています。
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by toru_murayama66 | 2006-07-14 23:02
いよいよ
青森のグランドオープン。それに向けての準備などで明日からしばらく青森です。
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by toru_murayama66 | 2006-07-08 20:36
青森で小さな展覧会
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昨日は、青森まで小さな展覧会の設営のため日帰り仕事。空港を降りた途端に寒いのなんの。おまけに霧がかかり、飛行機が到着するかそれとも羽田まで引き返すかといった状況。オープニング付近にこういったことがないように祈るばかり。実際に自分が展示設営をしていると思うところが多い。青森では、設営の荷物や梱包の箱などを一時的に保管できるようにホワイトキューブの二重壁に大きな隙間空間を用意しているのだけれど、やはりこういった空間は非常に有効に働くだろうと思った。それと、小さくてもいいので、展示室のすぐそばに軽い造作ができるような部屋があるともっといいとも思ったりした。
あと、今日、建築文化シナジーで発売される『青木淳1991-1999』のサンプルが届いた。一回り小さくなって途端に貴重本な雰囲気に。初期の雑誌バージョンとは違って図面や写真は少し見にくいけれど、とてもいい本になっていた。これは確実に売れる。
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by toru_murayama66 | 2006-07-07 20:11