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![]() とくさんの青山プロジェクトをゆっくり見学。カーテンが入りぐっと空間の印象が変わっていて、なるほどこういうこと質を獲得したかったのかと納得。今までのとくさん担当物件と同様にやさしさが充満していた。カーテンが入る前は正方形窓のフレーミングカットの強い印象があって、内部空間の質がよく分からなかったのだけど、壁全体を覆うカーテンのその粒子の細かい印象が天井の吸音版の細かな穴と床の絨毯の細かな毛足をうまくつなげていて空間が一気にやんわりとしたやさしい感じに収まっていた。はじめはあれだけ強い構成をもった建物なので逆に内部はほとんど無頓着な普通のオフィスに見えるような仕上げをすればいいと個人的に思っていたけれど、そもそもカーテンをいれなくてはいけない前提があったとすれば、強い構成をそのまま表したような強い空間ではなく、もちろんただのおしゃれではない、オフィスとしてよくマッチするやさしい空間にもっていくことが正解のような気がした。 青山ビルは玄人好みの一品。最初で最後でしょうか、青木さんの感想とピタっと一致したのは。卒業という事なんでしょう。見る人がみればわかると思います。こういう建物が日本にはもっともっと必要です。主張せず、奇を衒わず、興味があったらヨリにも余裕で耐えられるディテール、ごく自然な平面計画。建築が建築である理由が満載されています。 大人な感想だ。同感です。やはり同じときを同じ場所で過ごした経験は大きいな。いつかどちらかの作品の見学会で会いましょう。
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