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青森→大阪→福井→金沢→東京→青森。 大阪で、国立国際『転換期の作法』展を観る。美術館自体は以前万博にあったものがとても好きだっただけに、何とも言えない。真っ当な美術館と言った感じで特筆すべきことは何もない。展覧会は、「AZZARO」というグループのおちゃめでかつアイロニーに満ちている映像作品はよかった。graf mediaでのウィスット・ポンニミット『MELO』展は、美術の展覧会というよりアトラクションのようだったが○。強いて言えば、カフェと併設せずに展示会場がボリュームとしてビルの一室に納まっている方が展覧会の雰囲気が出てよかったのでは、と思った。サントリーミュージアムの『ガンダム展』は、どうもどこに着地したいのかが分からなかったので△。と思いながら出口を出たらグッズの特設物販コーナーがででんとあって妙に納得。透明のプラモデルやコアファイターのクッキーなど、展覧会とはあまり関係ないであろう商品が所狭しと並んでいて萎えた。ガンダム世代の現代作家がオマージュして作品をつくっているなかでは、会田誠さんのザクの絵はいつものあのグロさがロボットゆえ表出していないがため全く違うものに見えていた。いつもなら敬遠しがちだけど、逆にファンタジーが浮き彫りになっているような感じだった。 梅田に行った時にちょうどボスがオススメと言っていた『リンダリンダリンダ』がやっていたので観に行くことに。そもそもこういった類の青春映画は好きな方だが、期待を裏切らずよかった。今までのものとは確実に一線を画すものだったので、驚き。高校時代のあの薄っぺらなんだけどとても意味があって心にずっと残り続ける感情をうまく表現していた。特に最後の『リンダリンダ』を熱唱している時に流れる映像と最後に流れる『終わらない歌』には鳥肌がたった。 金沢では楽しみにしていたマシュー・バーニー『拘束のドローイング』展をじっくり観ようと思っていたのだけど、お盆ということもあって人が多すぎて全く集中して観れず。金沢は確かに美術に触れるきっかけはつくっているとは思うけれど、果たしてあれが美術に触れるための場の雰囲気を保持しているかと言われればどうかと思った。あと、3点あるコミッションワークはどれもアートとして分かりやすいものを取り入れていることもあって誰もが結構喜んでいるようで、その点、青森の奈良コミッションも良い効果を生んでくれるだろうことを確信できた。
by toru_murayama66
| 2005-08-18 20:55
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